2021 July

 

 
 
コロナの感染者数急拡大の中オリンピック、矛盾だらけのニュースばかり。そんな所へ双子のパンダ誕生という喜ばしい一報、上野はパンダ一色に。白と黒のモノトーンというグラフィカルな姿はイラストにも描きやすいのかミュージアムショップにもパンダのグッズ。早速お気に入りのパンダハンカチを使う。

 

 

 
 
青森・鰺ヶ沢の知人から届いた美しいさくらんぼ。フランスのさくらんぼは濃い紫色のアメリカンチェリー、大きさも形もワイルド。淡い色の小さな粒がお行儀よく箱に並んでいる姿はまるで日本の女の子の様で可愛らしい。母が大切にしていたアケビのつるで編んだカゴに盛りテーブルに飾る。

 

 

 
 
 
今年は梅雨が長く延々と降り続く雨、アトリエの素材庫や撮影用のワードローブには欠かせない除湿剤。面白いほどあっという間に水が溜まり自分も雫になってしまうのでは?と思うほどの湿度、乾燥したパリが恋しくなる。

 

 

 
 
 
暑くなって来るとやっぱり美味しいビール、パリではあまり飲む機会がないけれど日本のビールはフランス人も大好き。冷やしておいた錫のビアカップでまろやかな泡立ちを楽しみたい。ノンアルコールのビールはホップやGABAを含む美容飲料としても嬉しい。

 

 

 
 
 
一昨年のクリスマスに国際文化会館の方から頂いたポインセチア。クリスマスに赤くなるのかと思っていたら季節外れの3月に真っ赤になりその後ぐんぐんと枝葉を延ばす。その不思議な成長ぶりを見るのも楽しくついに鉢を植え替える。メキシコで訪れたフリーダカーロの家は真っ赤なポインセチアに囲まれていた事を思い出す。

 

 

   
 
 
友人から届いた手作りのカード、お庭に咲いたバラの写真に朝露を思わせるガラスの珠がデコレーションされた立体的なカード。私の講演会を聴きに来て下さった学生さんも次々にパリへ留学、初めて出会った時の写真を添えて下さるお手紙を頂く。メールの時代になってもやっぱり嬉しい。

 

 

 
 
 
古き良き時代の名残り、昭和初期の日本の職人さんの手業が映えるヴィンテージのリング。富を象徴するような恭しいモノは苦手だけれど、プラチナの繊細な細工と石のカットは素晴らしい。拝見するだけでうっとりする幻の指輪。

 

 

   
 
 
工作が大好きだった子供の頃からの習慣で近しい人のお誕生日には手作りのモノを贈る。今年は雪山に浮かび上るスキーのジオラマ額、一緒に撮った写真をジオラマの様に仕立てて。早くスキーシーズンが来ますように!

 

 

   
 
 
「象のババール」はハンターによって母を虐殺されジャングルから逃げて来た象がパリで暮らすお話。フランス生まれのババールがスキーをしているユーモラスなイラストのカード、素敵なバースデーのお祝いに感激する。

 

 

 
 
 
栗が大好きな私に友人の手土産は「栗のモンブランどら焼き」と「栗餡パン」。そっと生地をはがして見ると大粒の栗がモンブランの真ん中に・・・、栗餡パンは粒餡に黄金色の栗が包まれて見るからに美味しそう。

 

 

 
 
長かった梅雨が明け久しぶりの軽井沢、緑は色濃く鬱蒼と茂り息苦しいほど。ツユクサやレンゲショウマも花を付け、涼やかな高原の植物に迎えられる。夕立の後、小さな花びらに雫が重なりキラキラ光るガラスのレース細工の様な丘虎尾(オカトラノオ)も美しい。

 

 

 
 
その昔、旧道の奥に手作りのモノばかりを扱う長屋があった。「古き良き避暑地の軽井沢」の雰囲気に溢れた素朴で素敵なお店が並び、子供だった私は「ピーターラビットのお話に出て来そう」とお気に入りだった。草木染めのショールや手すきの和紙に手彫りの版画が施された「月明紙」という不思議な便箋を求めた草木屋は今も健在、美しいオーガンディーのショールは天女の羽衣のよう。

 

 

 
 
 
長く降り続いた雨でそこここにキノコが生えている。パリでは週末に森に行くほど盛んなキノコ狩り、可愛らしい形を見ていると駆除してしまうのが少し可哀そう・・・。

 

 

   
 
 
長新潟の友人から美しい洋ナシ、レクチュレのゼリーが届く。大きくざっくりカットしたレクチュレがゴロゴロ、ゼリーの控えめな甘さが洋ナシの美味しさを引き立てる。眩しいような素敵な夏のデザート。

 

 

 
 
8月に入ると我が家は既にスキーモード。ブーツや板をチューンナップに出したり、ウェアの点検・クリーニングなど来たるシーズンに向けて準備に余念がない。モンクレールから独立したダウンのブランド「ドゥヴェティカ」、表には一切ラベルやロゴが無いのが何ともシック。

 

 

   
 
 
ボトルに入っているのはワインではなく宇治のお茶。グラスに注ぐとまろやかな香りが立ち上り美しい澄んだグリーンはまるで宝石の様。静かに口に含むと甘味と苦味が絶妙のバランス、お茶とは思えない芸術的な味わいに感激する。

 

 

 
 
 
友人から届く手作りの野菜たち、畑から採って来たばかりのキャベツやキュウリはまだ温かい。早速ざっくり大き目に切ってポトフの下ごしらえ。ロメインレタスは外葉は中華風の炒め物に、中の柔らかい葉はサラダに。無農薬で安心な上、旬のお野菜はやっぱり美味しい。

 

 

   
 
 
最近我が家に仲間入りしたいくつものガラスの器。カットが美しいカガミクリスタルのボウルやフランス製のプレートはオードブルやサラダ、お素麺など和洋中、何でも使える夏らしいアイテム。

 

 

 
 
mono index 恵比寿のガーデンプレイスにある広大で美しいワインマーケット、フランスやイタリアはもちろん世界中のワインが揃う。ワインに合うおつまみやパーティーグッズや本が並び見て歩くだけでも楽しい。シャンパンキャップのコレクションボードも珍しく集めたキャップを美しくディスプレイ出来そう page top

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